NECグループは過去5年間で従業員4万2千人(3割)を削減
従業員を減らしたという意味ではNECほどインパクトのある数字はあまり見かけない。
東洋経済誌の「従業員を減らした500社」ランキングにも1位となっているが、
- レノボに売却したパソコン事業
- 半導体子会社だったNECエレクトロニクスの非連結化
- グループ内での人員整理
などの結果、5年前から4万2000人あまりの従業員を削減したとのこと。
つまりNECグループ全体で見た場合、従業員数が3割近くも減っていることになります。
従業員を減らした会社のランキング上位50社が紹介されているので、転職活動中の方は特に目を通してほしいと思う。
従業員を減らしすということは、リストラ、店舗閉鎖での整理縮小以外にも、他社への事業売却などがあります。
一見、他社への事業売却などであれば、その従業員は買収先の会社で心機一転頑張れるのではないかと思いがちですが、実際には買収先との統合の結果、不要だと判断された人材は容赦なく切り捨てられます。
それは、三洋電機がパナソニックに買収された事案を見てもよくわかると思います。
restructures-news.hatenablog.com
リストラの現場はとても切実ですし、残念な報道も後を絶ちませんが、私たちに出来ることは、リストラの対象となっても、前を向いて歩いていくことしかありません。