NECグループは過去5年間で従業員4万2千人(3割)を削減

従業員を減らしたという意味ではNECほどインパクトのある数字はあまり見かけない。

 

東洋経済誌の「従業員を減らした500社」ランキングにも1位となっているが、

 

 

などの結果、5年前から4万2000人あまりの従業員を削減したとのこと。

つまりNECグループ全体で見た場合、従業員数が3割近くも減っていることになります。

 

従業員を減らした会社のランキング上位50社が紹介されているので、転職活動中の方は特に目を通してほしいと思う。

 

 

toyokeizai.net

従業員を減らしすということは、リストラ、店舗閉鎖での整理縮小以外にも、他社への事業売却などがあります。

 

一見、他社への事業売却などであれば、その従業員は買収先の会社で心機一転頑張れるのではないかと思いがちですが、実際には買収先との統合の結果、不要だと判断された人材は容赦なく切り捨てられます。

 

それは、三洋電機パナソニックに買収された事案を見てもよくわかると思います。

 

 

restructures-news.hatenablog.com

 

リストラの現場はとても切実ですし、残念な報道も後を絶ちませんが、私たちに出来ることは、リストラの対象となっても、前を向いて歩いていくことしかありません。

 

www.mynewsjapan.com

 

ルネサスエレクトロ二クスも2014年に1725人のリストラ(早期退職)

ルネサスエレクトロ二クスといえば、東証1部上場の大手半導体メーカーですが、その

ルネサスエレクトロ二クスでさえも、2015年1月に1725人のリストラ(早期退職制度への応募者に対して)を断行しました。

 

www.renesas.com

 

半導体のシェアとしても世界トップクラスであるルネサスエレクトロ二クスでさえ、リストラするのですから、大手メーカー企業で働いている誰一人として、自分の会社が一生安泰で転職せずに一生働けるとは思うべきでないでしょう。

 

リストラ、早期退職優遇制度というのは、会社側の経営判断として当然ありうることですので、誰もがその立場になった場合、腹をくくる必要があるでしょう。